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正月競馬は荒れるのか?過去3年の3連複平均配当とオッズ表から考える

2017年1月4日オッズ表回顧, 馬券のヒント

オッズ馬券師あなうまさんです。

 

2017年も3日目。

今年最初の開催、いわゆる「正月競馬」もまもなくですね。

既にお知らせしました通り、私は今年の正月競馬に参加することができません。

金杯を買うことができないなんて馬券師として寂しい限りですが、まぁ仕方ありませんね。

関連記事:【お知らせ】2017年1月5日(木)はオッズ表の配信ができません

 

ところで、俗に「正月競馬は荒れる」、「正月競馬は難しい」などと言われますが、本当でしょうか?

軽くグーグルで検索してみると、次のような記事がいくらでも見つかります。

G1並みの売上も「強引日程」で調教どころじゃない!? 荒れに荒れる正月競馬「東西金杯」の裏にある真相

 

私も少なからず「正月競馬は荒れる」と思い込んでいるところがあります。

年末の競馬から間が空きますし、厩舎関係者も騎手も、さらには取材する競馬記者も、「正月で緩み切っているだろう」などとつい勝手に想像してしまうわけです。

 

そこで今回は冷静に、「正月競馬は本当に荒れるのか?」を検証してみたいと思います。

ここでいう「正月競馬」とは「東西金杯が行われるその年最初のJRA開催日」としますが、検証方法は簡単で、過去3年の正月競馬の3連複払戻しを調べてみるだけ。

それと合わせて、ところどころで気になったオッズ表も回顧して、検証してみたいと思います。

(以下、オッズ表は全てレース当日午前9時30分のもので、赤=1着、黄=2着、水色=3着です)

 

果たして過去3年の正月競馬は荒れたのか、そうでもなかったのか!?

それでは早速、いってみましょう!

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3連複の平均配当は約2万5千円

とその前に予備知識を。

「ハイブリッド指数」や「推定3ハロン」で知られる久保和功氏の『京大式最強の馬券セミナー (競馬ベスト新書)
』によると、3連複の平均配当は約2万5千円だそうです。

(勘違いのないように補足しておくと、これは正月競馬の平均ではなく、ある一定期間の平均です。)

 

そこで、検証ルールを次のようにします。

正月競馬の3連複の平均配当が2万5千円を超えていたら「正月競馬は荒れる」は本当、そうでなければ、「正月競馬は荒れる」は嘘である、と。

・・・安易過ぎますかね?(笑)

まぁ正月ですし、参考程度に調べてみるだけですので、細かいことはあまり気にしないでおきましょう。

 

2014年1月5日(日)

3連複の平均配当

それでは、まずは3年前、2014年の正月競馬から確認していきましょう。

3連複の平均配当がこちらです(3万馬券以上は黄色に塗りました)。

中山は平均7,462円、京都は平均15,834円で、両方合わせた計24レースの平均は11,648円でした。

11Rの両金杯はどちらも万馬券に届いていませんし、これだけ見ると、「あれ、正月競馬荒れないじゃん」という結論になりますね。

 

3連複9万馬券となった京都12Rのオッズ表

それでも、京都12Rは「やっぱり正月競馬は荒れる」と言いたくなる結果となりました。

オッズ表がこちらです。

ご覧の通りB-B-C型の大波乱、3連単は57万馬券という好配当になりました。

馬連3位の断層手前の1~3番人気を始め、A群の上位人気馬が全て飛んだことが大きいですよね。

良馬場でハンデ戦でも何でもないレースにも関わらずこの荒れ方ですから、やはり「正月競馬ならでは」と言って良いかもしれません。

このように個々のレースにスポットライトを当てると、「正月競馬は荒れる」という格言(?)はあながち嘘ではないかも?と思えてしまいます。

 

2015年1月4日(日)

3連複の平均配当

次、2015年にいきましょう。

3連複平均配当がこちらです。

中山は平均9,823円、京都は平均53,260円で、両方合わせた計24レースの平均は31,541円でした。

見事3連複の平均配当2万5千円をオーバーしましたが、お気づきの通り、京都7Rの53万馬券というバケモノ配当によって引き上げられただけです。

事実、中山に限れば平均配当は9,823円と、1万円にも届いていません。

 

3連複6万馬券となった中山9Rのオッズ表

それでもやはり、「正月競馬らしいなぁ」と言いたくなるレースがありました。

3連複53万馬券となった京都7Rのオッズ表は残念ながら無いので、6万馬券となった中山9Rをオッズ表を見てみましょう。

こちらです。

単複オッズが高く買いづらい大穴馬⑦が1着になりました。

⑦のような大穴馬は正月競馬でなくても台頭することが少なくありませんが、このようなレース結果を目の当たりにすると、「やっぱり正月競馬は荒れるよね」なんて口にする人がいても全く不思議ではありませんよね。

 

2016年1月5日(火)

3連複の平均配当

最後に昨年2016年の結果を。

好配当になったレースが幾つかありますが、それでも中山は平均20,605円、京都は平均21,495円で、両方合わせた計24レースの平均は21,050円にとどまり、2万5千円を上回ることはできませんでした。

ただ、10万円以上の配当が中山と京都の両方で出ていますし、京都金杯(GⅢ)も6万馬券になりましたので、「正月競馬は荒れる」と感じたとしてもおかしくありませんね。

それでは、3連複が3万馬券以上になった中山8R、京都8R、そして京都11R 京都金杯(GⅢ)のオッズ表を続けて見ていきましょう。

 

3連複3万馬券となった中山8Rのオッズ表

見事に単複上昇馬⑯が1着。

3着には9位の断層を超えて、馬連12位の③が飛び込みました。

9位の断層手前のA群、B群の順位変動の激しさを考えれば、10位~12位の穴馬の台頭は十分に予測できたと思います。

 

3連複11万馬券となった京都8Rのオッズ表

こういう決まり方はやめて欲しいものです・・・。

3.04もある単勝9位の大断層より後ろの大穴馬が2頭も絡みました。

「正月競馬ならではの結果だ」と片付けてしまいたくなる気持ちも分かります。

 

3連複6万馬券となった京都11R 京都金杯(GⅢ)のオッズ表

過去3年の金杯の中で最も荒れたのがこの年の京都金杯(GⅢ)でした。

馬連1番人気(16-7)のオッズが16.5倍もついていますし、目立った断層が一切ありません。

ハンデ戦ですし、ここは思い切って大穴馬から買う、あるいは紐を幅広く取って大波乱に備えるという買い方が良かったかと思います。

 

結論:正月競馬は荒れると安易に思い込むのは危険

さて、おさらいすると、過去3年の正月競馬の3連複平均配当は次の通りでした。

  • 2014年・・・11,648円
  • 2015年・・・31,541円
  • 2016年・・・21,050円

過去3年で2万5千円を上回ったのは、2015年だけです。

 

平均を上回った年:平均を下回った年=1:2 ということで、結論としては、「巷で言われるほど正月競馬は荒れていない」ということになるかと。

「正月競馬は荒れる」などというのは、最もらしい後付け理論ということかもしれません。

 

どうも人間というのは、そういう分かりやすい解釈が好きなようですね。

私も何の疑いもなく「正月競馬は荒れる」と思い込んできましたが、今回どうやらそうでもないということが分かったことは収穫でした。

2013年以前がどうだったのかは知りませんが、競馬のトレンドなんて過去3年分くらいを調べれば十分ですから、これで良しとしておきましょう。

 

正月競馬からしばらくの間は穴馬券の絶好機!

ただ・・・。

やはり正月競馬を侮ってはいけない、とも思います。

正月競馬とは要するに、年末の競馬から間隔が空いたその年の最初の開催であり、強力な開催変わりという条件下で行われる競馬、ということですから、通常は来ない大穴馬の台頭や上位人気馬総崩れも十分に期待できます。

 

ですから個人的には、例年正月競馬から1月中旬くらいまで、「荒れる」と判定されたレースは強気に勝負しています。

現に3連単をバンバン買っていた2015年は、次の通り好配当を量産することができました。

この通り、2015年は正月競馬からしばらくの間、本当に穴馬券がよく決まりました。

(昨年2016年の1月は、都合によりほとんど競馬ができませんでした)

 

もちろん今年も期待していますので、密かに意気込み、虎視眈々と準備をしているところです。

2月の小倉開催も含めたこの2ヶ月で、スタートダッシュを決めるぜぃ!と。

うまくいくと良いですけどねぇ。

 

ということで、この投稿の結論としては、正月競馬が荒れるとは限らない、でも、正月競馬も含めた1月中旬頃までの開催変わり期間は大いに期待できる!となります。

ですから、たった1日の正月競馬、今年でいうと明後日に迫った1月5日(木)の開催だけで爆死しないようにしましょう(笑)

正月競馬でうまくいかずとも、チャンスは近いうちに必ず訪れます。

 

それでは、2017年のオッズ表作成開始まで、もうしばらく待つとしましょう。

オッズ表の配信開始は1月7日(土)を予定しておりますので、どうぞお楽しみに~。

 


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