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オッズ理論の基礎

2017年5月26日オッズ競馬予想講座

オッズ理論とは何なのか?

ここでは特に初心者の方に向けて、オッズ理論の基礎を分かりやすく解説します。

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オッズ理論とは?

オッズ理論とはひとことで言うと、オッズを使った競馬予想のことです。

 

……そのまんまじゃん。

 

ここで唐突にクエスチョン。

あなたが競馬予想をするとき、何を重視していますか?

 

騎手、馬主、厩舎、斤量、血統、ローテーション、調教、パドック、返し馬、持ち時計、コース適正、距離適正、実績、枠順、展開、馬場状態、新聞記者の印……?

 

そう、競馬予想にはとても沢山の要素がありますよね。

大半の方は、新聞を見ながらこれらの要素を総合的に判断して予想しているはずです。

最近では新聞ではなくWebを使っているという方も多いと思いますが、とにかく一般的には出走表、馬柱というものがないと競馬予想は始まりません。

それが普通です。

 

しかし、オッズ理論では新聞はもとより、出走表(馬柱)すら見ないのです。

ここが一般的な競馬予想とは大きく異なる点。

オッズ理論は、オッズ以外の要素をほとんど必要としません。

(だからオッズ理論はエライ、スゴイと言っているわけではないので誤解しないで下さいね☆)

 

まぁそれは分かったとして、問題はどうやってオッズだけで予想するのか?ということですよね。

あなたが知りたいのも、きっとこの点だと思います。

 

オッズ理論の基本

それでは、オッズ理論の基本の「き」の話をしましょう。

 

ここに実際のオッズを用意しました。

NHKマイルカップが行われた2016年5月8日(日)の京都9R 鴨川特別の単勝オッズと複勝オッズ(馬番順)です。

出走表_並べ替えなし

さて、ここから何が分かるでしょうか?

 

せいぜい「1番人気は川田か~。じゃあ馬券からは外せないな。」とか、「2番人気は幸四郎だから押さえで。」ということくらいですよね。

しかも、騎手を見ている時点でオッズ理論ではなくなってしまっています。

 

このように、オッズを馬番順でただ眺めるだけでは何も分かりません。

 

オッズを使って予想するためには、オッズを加工する必要があります。

と言っても難しい作業ではなく、オッズの並び方を変えるだけです。

 

オッズ理論のキモその1:「断層」とは!?

試しに単勝オッズ順に並べ替えてみましょう。

出走表_単勝で並び替え

すると、単勝5番人気②シンボリジャズと単勝6番人気④シルバーソードの単勝オッズ、複勝オッズには大きながあることが一目瞭然となりますね。

また、④シルバーソードと⑦カトラスの単勝オッズ、複勝オッズにもやはり大きながあることが分かります。

 

こののことを、オッズ理論の世界では「断層」と呼びます。

非常に大事な概念です。

 

断層というと普通は地層の食い違いのことを言いますが、それに似せたイメージで京都9R鴨川特別でのオッズの差を描くと、次のようになります。

断層イメージ

断層というより崖、壁のようなイメージと言って良いですね。

ですから、「断層」と呼ぶか「壁」と呼ぶかはあなたの好みで構いません。

要するに、②と④、④と⑦の間には差があって、その差の大きさを視覚的に表現したものが断層なのです。

 

実際には、このように壁のような感じで断層を記す場合が多いです。

出走表_単勝で並び替え断層付き

この状態で予想してみましょう。

 

②シンボリジャズまでの上位5頭が抜けている、ということがはっきりと分かりますね。

それでは、それより下の馬、④⑦⑥は馬券圏内でしょうか?

まず、⑦カトラスと⑥メイショウオトコギは単勝オッズ、複勝オッズが高い上に2つの大きな断層の後ろに位置していますので、馬券圏外だろうと判断できます。

 

④シルバーソードはどうでしょうか?

単体で④シルバーソードの単勝オッズ、複勝オッズを見ると、決して馬券圏外のオッズではありません。

ただ、やはり②シンボリジャズとの間の断層が大きすぎますね。

従って、「どうやら上位人気5頭で決まりそうだ」と予想できます。

 

オッズ競馬予想のキモその2:「順位変動」とは!?

次に軸馬を決めましょう。

上位人気馬5頭のうち、どの馬を軸にするべきか?

 

単勝の順位と、複勝の順位を比べてみてください。

 

単勝3番人気の①スズカルパンは、複勝では2番人気になっています。

単勝の順位に比べ、複勝では順位を1つ上げていますね。

出走表_単複クロス

これがオッズ競馬予想におけるキモその2、「順位変動」です。

単勝 対 複勝といった具合に、異なる券種間での順位の変動を見るのです。

 

もう一度見てみましょう。

上位人気馬5頭のうち、唯一①スズカルパンだけが単勝の順位に比べて複勝の順位を上げています。

このように単勝の順位に比べて複勝の順位が上がっている馬は、オッズ理論的に評価できる馬です。

よって、軸馬は①スズカルパンに決定!

相手は上位人気馬5頭のうちの残り4頭とし、馬連①-⑤③⑧②でGO!

 

レース結果は見事①スズカルパンが1着、2着には⑤サイモンラムセスが入り、馬連の配当は440円となりました。

3着は1/2馬身差で②シンボリジャズでしたが、もし②シンボリジャズが2着なら1,470円、大儲けでした。

 

オッズ理論とは、こじつけ予想か?

ここまで読んでいただき、どう感じましたか?

「こじつけもいいとこ!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

確かに①スズカルパンが単勝の順位に比べて複勝の順位を上げていたのは偶然だと思います。

しかし、オッズ競馬予想のキモは何といっても断層と順位変動、この2つです。

それを分かりやすく伝えるためにこじつけ感満載になってしまいましたが、実際の予想でもやることは同じ。

オッズ理論では当然オッズの値そのものも重要ですが、キモはとにかく断層と順位変動という2つの概念だということを、まずはしっかりと覚えておいていただきたいと思います。

 

それでは次回は、オッズ理論に欠かせない「オッズ表」という道具について説明します。

「オッズ表」とは、オッズを人気順に並び替え、断層と順位変動をひと目で分かるように工夫した表です。

馬連とワイドが登場して一気にハードルが上がりますが、問題なくご理解いただけると思います。


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