実践!オッズ競馬予想(人気馬サイドの堅いレース編)

カテゴリー: オッズ競馬予想講座

今回は、上位人気馬サイドで決着した堅いレースを例に、オッズ競馬予想の実践を行う。

取り上げるレースは、2016年3月6日(日)中山11R 弥生賞(GⅡ)である。

2016年3月6日(日)中山11R 弥生賞(GⅡ)

言わずとしれた皐月賞(GⅠ)のステップレース。巷では「3強」と言われていた。

果たしてオッズ表ではどうか?

予想を始めよう。

 

オッズ表

レース当日、午前9時30分のオッズで作成したオッズ表である。

フル

巷での「3強」という評判に違わず、上位人気馬3頭が突出していることが分かる。

では、手順に沿って予想していこう。

(各手順の判定基準や判断方法については、こちらを参照してください。)

 

予想手順1:外的要因を確認する

外的要因

重賞レースだ。

皐月賞への出走権を本気で狙っている人気薄の厩舎があるかもしれない、なんてことを一応頭の片隅に置いておく。

 

予想手順2:レース判定を確認する

レース判定

これは凄い。

単勝30.0倍未満が4頭しかいない。もうその4頭で決まりである。

 

そして、単勝標準偏差がすごく大きい数値だ。

つまり、上位人気馬と下位人気馬との単勝オッズの開きが大きく、下位人気馬は全然売れていないということである。

 

予想手順3:1番人気の判定を行う(馬連1番人気のオッズ、単勝1位の馬の単勝オッズ・複勝オッズを確認する)

1番人気のオッズを確認し、レースの傾向を判断しよう。

 

くどいようだが、馬連1番人気のオッズはここであった。

馬連1番人気オッズの場所

馬連1番人気のオッズは2.7倍である。

穴党の私は、3.0倍を切るようなレースではやる気を無くしてしまう。

 

そして単勝1位⑩の単勝オッズは2.0倍、複勝オッズは1.1~1.2と、これまた低いオッズだ。⑩が馬券圏外となることは無さそうである。

 

予想手順4:オッズ・断層・順位変動を中心に全体を見る

オッズ表全体をよく観察しよう。

馬連・単複比較

よく見ずとも分かるが、馬連7位以降の馬にはまず用がない。特に単勝オッズ、複勝オッズが完全に馬券圏外で、残念ながら最初からカットである。

 

馬連1位~6位までを見てみよう。

まず、馬連と単勝の順位変動が全くない。

複勝順位では⑪と④が入れ替わっているが、順位変動については総じて問題ないようだ。

 

断層を見てみると、馬連3位、4位、6位の位置に馬連と単勝で揃った断層があり、非常にバランスの取れたレースだ。

 

では、ストップ断層はどこか?

馬連3位か、4位か、はたまた6位か。

 

まず、馬連5位①と6位の⑧は厳しそうだ。

①と⑧の前、馬連3位と4位の位置に大きな断層が2段構えで出来ている。

実は、このような2段構えの(大きな)断層を突破することはかなり厳しい。

①⑧は単勝オッズも高めで、いくら重賞と言えどこの断層の状態では馬券圏内は無理だ。

 

では、馬連4位の③はどうか?

結局この馬もその前の4.00超えの断層に阻まれそうではあるのだが、十分馬券圏内のオッズではある。

1つだけ確実に言えるのは、③や①⑧も含め、4.00超の断層の後ろにいる馬からの勝負だけは避けたほうがいいということだ。

 

予想手順5:レース傾向の最終判断を行う(堅い/中穴/穴/大穴のいずれかを選ぶ)

上記予想手順1~4の結果を総合的に判断すると、上位人気馬3頭、あっても馬連4位の③を含めた4頭で決着しそうだ。A群だけのガチガチに堅いレースである。

 

予想手順6:買いか見送りかを決める

的中しても儲からなそうだ。

私は即見送りと判断するが、本命党の方には持ってこいのレースだろう。

買い方の工夫次第では回収率150%程度は可能かもしれない。

 

予想手順7:馬券の種類と買い目を決める

このレース「買い」と判断したとして、買い目を考えてみよう。

馬連・単複比較

馬連1位、⑩を軸にするのはどうか?

 

馬連⑩-⑪のオッズは2.7倍、⑩-④のオッズは3.3倍と低いのに対し、⑩を外した組合せ、馬連⑪-④のオッズは7.3倍もつく。

つまり⑩が頭ひとつ抜けて支持されているということだ。馬連1位にある2.70の断層がそれを物語っている。

⑩は連を外さないのではないだろうか。

 

相手だが、⑪④は無論カットできない。③が微妙なのだが、3着はあっても2着以内は厳しそうである。

従って、馬連⑩-⑪④の2点買いにする。

3連単フォーメーション⑩⇒⑪④⇒⑪④③、⑪④⇒⑩⇒⑪④③の8点買いなんていうのもどうだろう?

 

いずれにしても儲からなそうだ。

こういう「3強」レースで儲かるのは、3強のうちの1番人気が消えて、2番人気、3番人気で決着した場合だ。

今回の弥生賞なら、1番人気⑩が連を外し、⑪④が1、2着、というパターンである。

 

あるいは、3強の中で自信の◎が存在するなら、その単勝を買うのがベストだろう。

 

レース結果

さて、結果はご存知の通り、

1着⑪マカヒキ

2着⑩リオンディーズ

3着④エアスピネル

となり、馬連は220円、3連単は830円の配当となった。トリガミ寸前である。

なお、4着は③、5着には①が入線し、上位人気馬が掲示板を独占した。

フル結果付き

※1着=赤、2着=黄色、3着=水色

余談だが、個人的には武豊と”エア”のコンビ、④エアスピネルに頑張ってほしかった。

 

まとめ

堅いレースの特徴を大体掴んでもらえただろうか?

今回取り上げた弥生賞のように、4.00を超える巨大な断層が出現するレースも決して少なくない。順位変動もなく上位人気馬が突出しているこのようなレースでは、私のような穴党の出番はまるでないのだ。

 

次回は、荒れるレースを取り上げよう。

荒れるレースとは、堅いレースの裏返しである。

 

堅いレースは非常にバランスが取れているのに対し、荒れるレースでは上位人気馬のオッズが高く、順位変動が激しい。そして、確固たる断層もない。とにかくアンバランスなのである。

今回堅いレースを取り上げたのは、そのことを実感してもらうための布石でもあるのだ。

 

それでは、以上あなうまさんでした。

あなうまさん

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プロフィール

あなうまさん

あなうまさん

競馬歴10年以上のオッズ馬券師。基本的に穴馬を軸にするスタイルで、過去、払戻し100万円超え4回、万馬券的中は数知れず。オッズ表を作成するプログラムを組み、競馬予想に活用している。

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