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実践!オッズ競馬予想(荒れる穴レース編Part2)

2017年4月11日オッズ競馬予想講座

オッズ競馬予想の実践第3弾。

前回の投稿に引き続き、荒れる穴レースのオッズ競馬予想方法について述べる。

予想するのは、2016年5月16日(日)新潟12R 飛竜特別、藤田菜七子騎手がJRA3勝目を挙げたレースである。

ちなみにJRA女性騎手が特別レースを勝ったのは、2002年にテレビ埼玉杯を勝った牧原(後に増沢)由貴子騎手以来14年振り2人目だそうで、女性騎手が直線レースを制したのは初めてだそうだ。

競馬にはこのような話題が豊富で面白い。

 

さて、それでは新潟12R 飛竜特別のオッズ表と予想手順を見ていこう。

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2016年5月15日(日)新潟12R 飛竜特別

新潟名物の直線千メートル戦、非常に荒れやすい条件だ。

 

オッズ表

レース当日、午前9時30分のオッズで作成したオッズ表である。

フル

まず、馬連と単勝の順位変動が激しいことがお分かりいただけると思う。

加えて上位人気馬のオッズが総じて高い。

ぱっと見ただけで、いかにもC群、D群が馬券圏内になりそうな感じを受けるのだが、あなたはどう感じただろうか?

 

それでは、手順に沿って予想していこう。

(各手順の判定基準や判断方法については、こちらを参照してください)

 

予想手順1:外的要因を確認する

外的要因

外的要因は弱い。

 

予想手順2:レース判定を確認する

レース判定

2箇所に×がついた。

単勝30.0倍未満は12頭で×。単勝標準偏差も15.66と極めて低い数値で、出走馬の実力が拮抗している。

 

さらに複勝3.0倍未満が2頭しかいない。

(補足すると、複勝3.0倍未満、複勝4.0倍未満の頭数の判断には、上限の方のオッズを使う。複勝オッズが1.1~1.3と言った場合、1.3の方を使う。このレースの場合、上限の方のオッズが3.0倍未満なのは、③⑮の2頭である)

 

複勝4.0倍未満だけが辛うじて×ではないが、穴レースの傾向がはっきりと出ている。

 

予想手順3:1番人気の判定を行う(馬連1番人気のオッズ、単勝1位の馬の単勝オッズ・複勝オッズを確認する)

次に1番人気のオッズを確認し、レースの傾向を判断しよう。

馬連1番人気オッズの場所

馬連1番人気のオッズは何と19.8倍である。

そして単勝1位⑬の単勝オッズは6.5倍、複勝オッズは3.1~3.9と、相当高い。この⑬は形としては単勝1位だが、ほんの僅かな投票差で押し出されるように1位になっているに過ぎない。

⑬始め、⑤や③などもそうである。ほんの僅かな投票差で上位人気馬の位置にいるが、「上位人気馬」と評されるほどの実力はないのである。

 

このようなレースでは穴馬がその隙をつくように馬券圏内に来るのだ。

このレースは間違いなく穴があくと見ていい。

 

予想手順4:オッズ・断層・順位変動を中心に全体を見る

オッズ表全体をよく観察しよう。

馬連・単複比較

先程も言ったが、馬連と単勝の順位変動が激しい。複勝の順位もバラバラである。

 

例えば馬連3位の②は単勝では8位に下落、複勝では9位に下落している。

同じように馬連5位の⑪は単勝では7位に、複勝では8位に下落している。

 

一方、馬連10位の⑮は単勝では4位に上昇。複勝に至っては何と2位に上昇している。馬連の順位に比べ8位も順位を上げているのだ。

また、馬連15位の⑯は単勝では12位に順位を上げている。

 

そして何より上位人気馬のオッズが総じて高いのだ。

「上位人気馬同士でもこんなにつくぞ、ラッキー」などと解釈してはいけない。

それだけ売れていないということであり、売れていないということは実力がないということであるから、上位人気馬からは買わない方がいいということだ。

 

では断層はどうだろうか?

馬連10位と12位に断層がある。

ただ、両方とも断層を横断するように順位変動が起きていることがお分かりいただけるだろう。

断層横断クロス

馬連10位1.64の断層では、断層を横断するように④と⑮の順位変動が発生している。

馬連12位1.51の断層でも同じように、④と⑯の順位変動が発生している。

 

このように断層を横断するように順位変動が起きている場合、断層の意味が全く無いのだ。

つまり、馬連10位、12位の断層を超えて、それより後ろの馬が馬券圏内に来る可能性があるということである。

 

予想手順5:レース傾向の最終判断を行う(堅い/中穴/穴/大穴のいずれかを選ぶ)

上記予想手順1~4の結果を総合的に判断すると、明確に穴レースと判断できる。

これまで見てきたように上位人気馬のオッズの高さ、順位変動の多さ、断層の無さを考慮すると、D群(大穴馬)の台頭、または穴-穴の決着も有り得るレースだ。

 

予想手順6:買いか見送りかを決める

穴党の私は即「買い」と判断する。むろん穴馬が軸だ。

本命党の方は、おそらくこのレースは見送るだろう。

とにかくこのレース、上位人気馬から買ってはいけない。

 

予想手順7:馬券の種類と買い目を決める

では、「買い」と判断したとして、買い目を考えてみよう。

馬連・単複比較

まず軸だが、「穴レース」だと判断済であるから、当然穴馬にする。

明確なストップ断層があればその手前の馬を軸にするが、このレースではストップ断層がない。

となると、馬連9位④から馬連16位⑩までの8頭の中から軸馬を選ばなければならない。

 

1頭ずつオッズを見ながら取捨選択しても良いが、まずは「C群とD群のどちらから軸馬を選出すべきか?」という2択で考えてみよう。

 

先程、D群の台頭も有り得ると述べた。

本当にそうか?

 

1つはっきりと言えるのは、D群とE群(馬連13位~18位)は余程のことがない限り馬券には絡まないということだ。

「余程のこと」というのは、重馬場+ハンデ戦というような強力な外的要因のことである。

 

要するに「荒れる」と判断したレースでは余程外的要因が強くない限り、基本的にC群(馬連9位~12位)を軸にするのだ。

 

このレースはどうか?

外的要因

外的要因は弱い。

荒れやすい新潟の直線千メートル戦とはいえ、このような弱い外的要因下では、D群よりもC群を軸にすべきである。

 

そのことを念頭に今度はオッズを見てみよう。

D群4頭(⑥①⑯⑩)のオッズはいずれも馬券圏内には少し厳しいオッズだと分かるだろう。

一方でC群の4頭(④⑮⑧⑭)、とりわけ⑮⑭のオッズは十分馬券圏内である。

従って、C群の4頭(④⑮⑧⑭)のいずれかを軸にしよう。

 

馬連・単複比較

まず④。馬連9位に対して、単勝13位、複勝は11位に下落している。しかも単勝オッズが30.0倍を超えており、軸馬にはしづらい。

 

次に⑮。こちらは一転して、馬連に対して単勝と複勝共に大きく順位を上げている。

このように、馬連の順位に対して単勝と複勝の順位が共に大きく上昇している馬は本当によく馬券に絡むのだが、穴馬としてはオッズが低すぎる。

従って、軸馬よりも相手馬に回す。

 

次に⑧。やや心許ない単勝オッズ、複勝オッズではあるが、これだけ穴の傾向を示しているレースでは十分馬券圏内である。

 

最後に⑭。この馬が最有力の穴馬とみた。前回の投稿で述べた基準を思い出してほしい。

穴馬の複勝オッズの下限が4.5倍以下、または上限が6.5倍以下なら、連に絡んでくれる可能性が高い。

⑭はこの基準を悠々クリアしている。

 

以上より、軸馬は⑧、⑭の2頭とする。

相手だが、ほぼ総流しの③⑤②⑬⑪⑫⑨⑦④⑮⑧⑭とする。穴-穴の決着も有り得るため、軸馬⑧⑭も相手に加える。

 

なお、このレースは上位人気馬が総崩れになっても何らおかしくないため、③⑤②あたりを思い切ってカットしてしまっても良いかもしれない。

また、あなた独自の予想でもっと絞り込んでも構わない。

 

では買い目を決めよう。

まず、ワイドフォーメーション⑭⑧-③⑤②⑬⑪⑫⑨⑦④⑮⑧⑭の21点買いだ。

そして、連に絡む可能性の高い⑭から馬連を買う。

馬連フォーメーション⑭-③⑤②⑬⑪⑫⑨⑦④⑮⑧の11点買いだ。

 

3連単を買う資金のある方なら、⑧の2・3着流し、⑭の1・2着流しがいい。

 

レース結果

さて、結果はご存知の通り、

1着⑮ピュアリーソリッド(藤田菜七子騎手騎乗)

2着⑧コウユーココロザシ

3着⑪スペチアーレ

となり、馬連は28,580円(!!)、ワイドは⑧-⑮8,870円、⑪-⑮3,890円、⑧-⑪5,210円、3連単⑮-⑧-⑪は569,100円という配当になった。

フル結果付き

※1着=赤、2着=黄色、3着=水色

 

上位人気馬総崩れである。

穴馬筆頭とみた⑭は残念ながら馬券圏外となってしまったが、次位の⑧がきっちり来てくれたおかげで、ワイド好配当を的中できた。

 

改めてオッズ表を見ると、⑮の単勝上昇、複勝上昇がひときわ目を引く。

藤田菜七子騎手がこのレースを勝つであろうことは、9時30分のオッズ表に明確に現れていたのだ。

 

余談だが、私は⑮⑧⑭のうちどの馬の馬券を買おうか迷っていた。

そこで出走表を見てみたのだが、⑮の騎手が藤田菜七子騎手であることを知り、⑧と⑭の馬券を買うことを決めたのである。

「なんだ、藤田菜七子騎手が乗るから単複が売れていたのか~」と思ってしまったのだ。

(その証拠がこちら)

的中馬券1

的中馬券2

素直に⑮から馬連を買っていれば、28,580円という好配当を簡単に的中できたのだ。

先入観や余計な解釈を抱いてしまうくらいなら、出走表など見ない方が良いということを痛感したレースだった。

藤田菜七子騎手、ごめんなさい。見事な騎乗でした。

 

まとめ

前回の投稿に引き続き、荒れるレースの代表的な例を取り上げた。

荒れるレースの特徴をだいぶ掴めたことと思う。

 

簡単にまとめると、荒れるレースには次のような特徴がある。

  • 単勝30.0倍未満の頭数が多い。
  • 馬連1番人気のオッズが高い。
  • 単勝1位の馬の単勝オッズ、複勝オッズが高い。
  • 順位変動が激しい。
  • 断層がほとんど無い。
  • 穴馬(C群~D群)のオッズが馬券圏内(単勝オッズ25.0倍未満、複勝オッズの上限8.0倍未満が目安)。

これらの特徴を満たす場合は積極的に穴馬を買っていいし、穴-穴で決まることも少なくない。

今回取り上げたレースのように3連単の配当が50万円を超えるようなレースは、決まって上位人気馬総崩れ、かつ人気薄の馬が1、2着というパターンだ。

オッズ表さえあれば、そんな大万馬券を的中させることも決して不可能ではないのである。

 

そこで次回は、実際に私が的中させた大万馬券を公開しよう。

オッズ表さえあれば100万馬券も夢ではないことを実感していただけるはずだ。

 

それでは今回はここまで。

毎度、あなうまさんでした。

 

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